『グッドモーニング・プレジデント』舞台挨拶−Q&A |
○オープニング作品『グッドモーニング・プレジデント』(21日)の上映前にチャン・ジン監督は、チャン・ジン監督が、「(主演の)「チャン・ドンゴンさんを連れてくるべきだったんですが…」と言うと場内から拍手がわきました。また、上映後にQ&Aがあるので挨拶は短い方がよいと一言ありました。
上映後、チャン・ジン監督を迎えてQ&Aが行われました。
早速客席から手が上がり質問を受け付けました。
「なぜ、もう一人の主人公として、料理人を扱うことにしたのですか?」と質問がでました。
チャン監督は、「料理人でなくても良かったんです。大統領の官邸である青瓦台で、大統領と個人的に会える人ということを考えたときに、料理人を思いつきました」と、その設定についてのお話がありました。
キャスティングについての質問には、「今回は大統領という非常に重要な立場にある役どころでしたので、そのイメージに合う方にお願いしました。私が韓国で最高の俳優さんだと思う、3人の主役をまず考えました」と答えでした。
最後に、司会者にから本作の日本公開(来春)の決定が報告されました。 |
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○『執行者』舞台挨拶・Q&A(22日)行われました。 |
上映前の舞台挨拶では、チェ監督が
「皆さんにお会いできて嬉しいです。こんなに沢山の方が来てくれるとは思っていなかったのですが、席を埋めて頂きありがとうございます」と感謝言葉を述べました。
「死刑制度は韓国にも日本にも現在あります。両国の刑務官は、この映画と同じような気持ちなのではないでしょうか」と語りました。
上映後に設けられたQ&Aでも『この映画を作ろうとしたきっかけは?』など多くの観客の方から質問が出ていました。
チェ監督は「新聞で死刑を執行する人達はそのトラウマから抜け出せないという記事を読んだことがきっかけ。その記事を読んだときに、死刑執行の日はどんな状態だったのだろうか、死刑を執行する人の心理状態はどういうものだったのかを知りたいと思い、早速取材をしてシナリオを書き映画にしました。周りからはこの題材での映画を撮ることは、反対されました。と語って下さいました。
キャスティングについて、なぜユン・ゲサンを主役にしたのか、という質問に。「彼は少年と大人のちょうど、境界線の辺りにいるようなイメージを持っている俳優。社会に一歩踏み出すという今回の役のような人間の心理は、期待と不安、両方の気持ちがないまぜになっているものですが、彼はその二つを持ち合わせていると思ったのです。この役を誰にお願いしようかと考えた時にまっさきに浮かんだのが彼で、そして彼を起用したことは本当に正しい選択でした」と監督は語りました。 |
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『亀、走る』舞台挨拶・Q&A〜イ・ヨンウ監督 |
上映前の舞台挨拶では、イ・ヨンウ監督が「みなさん、こんばんは」とまず一言、日本語で挨拶。その後、客席へ感謝の言葉を述べると、長く待たせては申し訳ないというイ監督の配慮により、早速上映に移った。
上映後のQ&Aでキム・ユンソクとチョン・ギョンホ、対照的な2人の熱演が光る本作だが、彼らを起用した理由については、「キム・ユンソクさんには娘が2人いるので、父親の気持ちがわかるのではないかと思いました。あと、お腹も丁度いい具合に出ていましたので、私の考えている“亀”のイメージにも合うかなと思いました(笑)。そして、亀が追うのはやはり“ウサギ”です。チョン・ギョンホさんには、ウサギの素早さのイメージがあると考えてお願いしました」と語った。 |
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