今年1月8日以降の緊急事態宣言、まん延防止重点対応の映画館休業・時短営業要請により、十分な配給や興行ができなかった作品を集めて再上映する「COME BACK映画祭~コロナ禍で影響を受けた映画たち~」が、12月4日(土)から19日(日)までの16日間、池袋のミクサライブ東京で開催される。
この映画祭は、文化庁の文化芸術活動支援事業「ARTS for the Future!」の一環として行われる。主催はCOMEBACK映画祭実行委員会、事務局はムービーウォーカー。全興連ほか各団体の後援を得て実施される予定だ。
映画料は1回の上映あたり10万円(税別)を予定。対象となる映画は、今年1月8日以降でコロナ禍を理由として、①上映中止となった作品、②上映が中断された作品、③座席制限などで十分な配給・興行ができなかった作品、④コロナ禍において撮影に支障をきたし、完成が遅延した作品。「十分な配給・興行」の客観的な判断基準はなく、対象の可否は「貴社のご判断で結構です」という。対象となる作品が多数の場合は、事務局で選定する場合がある。
映画祭中は1日4~5作品、のべ60~80作品を上映予定。チケット販売価格は500円を予定している(入替制)。