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『日活』 NEWS



日活は、ロマンポルノ50周年記念プロジェクトのひとつとして、新作3本を製作することを発表した。2016年に45周年で実施した「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」は大きな話題を呼び、海外映画祭への招待、上映など国内外で大きな反響を呼んだ。50周年にあわせた今回は、これまでのロマンポルノのスピリットを受け継ぎ、自由な発想のもとで新しい性と愛の物語を紡ぐ。



 参加作家は、金子修介、白石晃士、松居大悟の3人。次の通り、テーマを決めて臨む。



▼「百合」×金子修介=金子修介の映画監督デビュー作は、ロマンポルノ作品『宇能鴻一郎の濡れて打つ』(1984年)。同年に『OL 百合族19歳』なども監督し、ヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞した。平成『ガメラ』シリーズ(1995~1999)や『デスノート』(2006)など大ヒットエンタメ作品を生み出した巨匠が原点に立ち返り、「百合」を撮る。



▼「SM」×白石晃士=独自の世界観でカルト的人気を誇る白石晃士がロマンポルノに登板。自主映画から大作まで幅広い規模感に対応するホラー・サスペンスの名手であると同時に、フェイク・ドキュメンタリーを得意とする白石が初めて「SM」に挑む。



▼「偏愛」×松居大悟=第34回東京国際映画祭では、『ちょっと思い出しただけ』(2022年2月11日公開)で観客賞とスペシャルメンションに輝いた松居大悟。『スイートプールサイド』(2014)、『私たちのハァハァ』(2015)、『君が君で君だ』(2018)など、変化球を交えた青春群像劇を描いてきた松居が、どうしようもなく心が捕われてしまうものに翻弄される人間の姿をロマンポルノで描く。










     
     
     
     





2020年//日本

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撮影: 記事:gangan ©2011 Zenzouren