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『ユキとニナ』特別先行試写会 2009/11/14(土) 東京日仏学院(飯田橋)

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特別試写上映後、ティーチ・インに登壇した両監督。左から諏訪敦彦、イポリット・ジラルド。本作では、監督・脚本を共同で努めている。

  11月14日(土)、2010年1月23日公開予定の映画「ユキとニナ」特別先行試写会が東京日仏学院にて行われ、「不完全なふたり」「パリ、ジュテーム」等で国際的に高い評価を受ける諏訪敦彦、「愛のあとに」「イヴォンヌの香り」出演のフランス名優イポリット・ジラルドの両監督登壇によるティーチインが行われた。
 今回が一般向けに初めて作品を上映する機会だったこともあり、ティーチインは両監督共に作品に対する感想を聞きたいと評価が気になる様子で始まった。
参加者からは多数の質問がされ、共同監督をするまでの経緯や撮影の苦労、劇中で重要なカギとなる森など作品内容に触れるやり取りが行われた。

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ティーチ・インで司会を務めた日大芸術学部 古賀太教授

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本作で始めて共同監督・脚本に挑戦した 諏訪敦彦

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俳優として多数の実績があるが、本作が監督デビュー作となる イポリット・ジラルド

 諏訪は、オーディションで選んだ主人公ユキ役について「初演技で不安を感じながらも、直感を信じて選んだことが正しかったと思います。彼女には、惹きつけるものがあり、撮影で沢山のことを教えられて、監督として新たに成長 できた。」とノエ・サンピを評価し、今後の活躍に期待を寄せていた。

 ジラルドは、監督を経験したことで「脚本作り、撮影、編集、ミキシングと長いプロセスの結果として映画が完成し、また人間のルーツや奥底にあるものが 出てくるものだと思う。」と映画に対する新たな認識と意見を語るなど興味深いやり取りがされて非常に盛り上がったティーチンとなった。

 共同脚本・監督の本作は、2010年1月23日(土)より、恵比寿ガーデンシネマ他全国順次公開される。

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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2009 Zenzouren