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『蘇りの血』舞台挨拶 2009/11/25(水) 有楽町朝日ホール(有楽町)

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第10回東京フィルメックス特別招待作品「蘇りの血」、上映前に行われた舞台挨拶。左から豊田利晃(監督)、中村達也、草刈麻有、渋川清彦、マメ山田。

 11月25日(水)、第10回東京フィルメックス特別招待作品「蘇りの血」の上映前に舞台挨拶が行われた。この日は平日昼間の上映にも関わらず、空中庭園以来4年ぶりとなる豊田利晃監督の待望の最新作で注目を集めるだけあり、多くの観客が足を運んだ。

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中村達也:本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
僕は普段ドラムを叩いてる者なんですが、映画で主役という重要な役割をいただきました。役者でもないんだけど必死に演じているので、お楽しみ下さい。

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草刈麻有:今日は皆さん来て下さってありがとうございます。
ヒロイン役のテルテを演じました。
この日を本当に楽しみにしていたので、本当に嬉しいです。是非、皆さん楽しんでご覧下さい。

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渋川清彦:大王という役をやらせてもらいました。
今日はどうもありがとうございます。また、再び豊田監督の映画が世間の目に触れられることがとっても嬉しく思います。不景気を吹っ飛ばせー!(笑)

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マメ山田:髪の毛は長いのですが、なぜか和尚という役でやらせていただき有難うございました。
久しぶりに豊田監督の映画でございますので、その辺のところ、ごゆっくりとお楽しみいただきたいと思います。
豊田ファンが結構いらっしゃいますので、楽しんでいただけたらと思います。宜しくお願いします。

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豊田利晃(監督):ご無沙汰してます。マイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」よりも、「蘇りの血」を観に来てくれて本当に嬉しく思います(笑)。
今日は本当にありがとうございます。

 舞台挨拶では、昨年の夏に青森県の下北半島で10日間中の4日間徹夜で実働14日での撮影、各役柄を演じる上で注意したこと、撮影当時の監督がナチュラル・ハイだったなど色々なエピソードが語られた。 最後に豊田監督から「自然のエコロジーでない禍々しい神々しい力、人間が持っている心の奥底に眠っている力を観て欲しい。」と作品の見所がPRされた。

 本作は2005年に覚せい剤取締法違反の罪で起訴後、復帰第1作となる作品で歌舞伎や浄瑠璃の演目として知られる「小栗判官」がモチーフになっており、「人間の再生と愛の始まり」をテーマに描いた寓話劇で12月19日(土)より、ユーロスペース他全国順次公開される。

 また、映画「蘇りの血」公開を記念して、12月5日から11日まで連日21:00から渋谷ユーロスペースにて豊田利晃監督の特集上映が決まっている。日程と上映作品は、以下の通り。

12月5日「ポルノスター」
12月6日「アンチェイン」
12月7日「青い春」
12月8日「青い春」
12月9日「ナイン・ソウルズ」
12月10日「空中庭園」
12月11日「空中庭園」

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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2009 Zenzouren