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『アンダンテ 〜稲の旋律〜』完成披露試写会 2009/12/11(金) 有楽町朝日ホール

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完成披露試写会舞台挨拶に登壇したスタッフ、キャスト。後列左より秋本奈緒美、三上真史、上田耕一、金田敬(監督)、佐藤晴彦(横芝光町町長)、桂荘三郎(プロデューサー)。前列左より、筧利夫、新妻聖子、松方弘樹、旭爪あかね(原作者)。

 2009年12月11日(金)、有楽町朝日ホールで2010年公開される映画「アンダンテ〜稲の旋律〜」の完成披露試写会上映前に舞台挨拶が行われ、新妻聖子、筧利夫、秋本奈緒美、松方弘樹らスタッフ、キャストが舞台挨拶に登壇した。

 ミュージカル舞台を中心に活動する新妻は、今回が映画初出演で初主演。社会になじめず悩みながら農業に触れて再生していく女性を演じており、「映画の現場は“天気待ち”にカルチャーショックを感じつつも充実した毎日でした」と初の映画出演の感想を述べた。 また、役作り(引きこもり役)については、自分の中の千華ちゃんに似た部分を引き出して、自然な感じで演じました。」撮影当時を振り返った。

 先月釣り上げた重さ325キロの特大クロマグロの話題が集中した俳優の松方弘樹は、築地市場で約437万円で落札されたが、「100グラム1万987円のものを食べました。自分が釣ったものはやはり別の味がしておいしかった」と満足げに語った。今年の漢字を一文字でと問われた松方は、「昨年は『鮪』と言って釣れたので今年も『鮪』にしておこうかな」と願掛けを兼ねて、早くも来年の釣果に期待していた。

 本作映画の舞台でロケ地として全面協力した千葉県・横芝光町の佐藤町長から、来場者全員にお土産として千葉産のお米2合がプレゼントが発表されるとキャスト、会場から大きな拍手が沸き上がる舞台挨拶となった。

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新妻聖子:映画初挑戦ということで、共演のみなさま、スタッフのみなさまにたくさんご迷惑をお掛けしながら支えていただいて、なんとか撮影を感想することができました。

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筧利夫:衣装合わせ関係で非常に時間をかけまして、広瀬晋平というキャラクターに徹頭徹尾なれるようにですね、何回も衣装合わせを重ねてやらせていただきました。

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秋本奈緒美:都会に住む働く女性が農業と触れあってどんなふうに成長していくのか、ぜひご覧になっていただきたいと思います。

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松方弘樹:いつもマグロ漁師をやっているんですけど、今回は農業をやっております。とても温かい撮影現場で心温まる作品になっていると思います。

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三上真史:ぼく自身、出身が新潟で米が大好きだったので、こういう映画に出演させていただいて、改めて農業や食について考えることができて、ほんとにいい機会だったと思っています。

 映画「あるダンテ〜稲の旋律〜」は、旭爪あかね(原作者)自身の対人恐怖症や引きこもり生活の体験を主人公に反映させた「稲の旋律(新日本出版刊)」を原作とした作品で、2010年1月15日(金)から横芝光町で先行上映され、1月23日(土)よりポレポレ東中野他全国順次公開される。

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撮影:岩崎利明 記事:岩崎利明、哀川和彦 ©2009 Zenzouren