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『都市霊伝説 心霊工場』プレス披露試写会 2010/02/15(月) UPLINK FACTORY(渋谷)

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「都市霊伝説 心霊工場」プレス披露試写会の舞台挨拶に登壇した出演者と監督。後列左から市川真治、細谷真央、八木佑美香、石田貴洋、大久保美奈、佐藤玲望、香央里、七瀬るい、工藤亜耶、深月ユリア。前列左から平田裕一郎、石原あつ美、大塚麻恵、小沼雄一監督。

 2009年公開「童貞放浪記」のロングラン上映で注目を浴びた小沼雄一監督の最新作 映画「都市霊伝説 心霊工場」プレス披露試写会が2月15日(月)に東京・UPLINK FACTORYで行われ、大塚麻恵、平田裕一郎、石原あつ美ら出演者、小沼雄一監督を合わせて総勢14名が舞台挨拶に登壇した。

 この日作品を初めて鑑賞した大塚は、「ストーリーがどうなるか分かっているのに途中で思わず悲鳴を上げてしまいました。心臓がドキドキして非常に怖かった。」と自身初主演作品についての出来栄えについて満足そうに語った。自身には全く霊感がないものの、撮影中にはキャストと共に怪奇現象を体験したことを明かした。
 家族揃って霊感があるという石原は、「今日の試写会で自分の演技を始めて客観的に見ました。もちろん怖かったのですが、隣で一緒に見ていた大塚さんが何度も上げる驚きの声が一番怖かったかな(笑)。ぜひ、いろんな方に勧めて頂けたら嬉しいです。」と映画をPR。さらに「実家では、ワイシャツ姿のおじさんの霊が廊下を走り、ワイシャツおじさんと呼んでいる」と自らの珍怪奇エピソードを披露し、会場の笑いを誘った。本人曰く、「本当なのに人に話しても誰も信じてくれない。」という。
 これまで心霊をあまり信じてなかった平田は、「映画観賞中、“この場所で何が起きた”と撮影当時を思い出して鳥肌が立ちっぱなしでした。この映画で心霊を信じることにしました。」とこれまでの考え方を改めたことを口にした。
 小沼監督は、「ストレートなホラーは本作が初めて。実際にやってみて細かい演出の積み重ねで恐怖の度合いも変わってくるし、技術を養うのにこんなにいいジャンルはないなと思いました。本当にホラーが出来て良かったです。」と自身初となるホラー映画撮影の感想を語った。

 「都市霊伝説 心霊工場」は、大手ホラー出版社の編集部から取材依頼を受けたホラーサークル「法螺の会」のメンバーが、訳あり、心霊現象の目撃情報が後を絶たない心霊スポットの廃工場で恐怖を体験するホラー映画。

 映画「都市霊伝説 心霊工場」は、ムービープラネット配給で3月6日(土)よりUPLINK X他全国順次公開。


 UPLINK Xでは、公開初日の舞台挨拶だけでなく公開期間中にはさまざまなイベント開催が予定されている。
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大塚麻恵:目に見える恐怖より人間の中に内蔵されている怖いものが伝わってくるのが日本のホラーなんだと思いました。この役を演じて今までの自分から進歩が出来たと思っています。

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石原あつ美:電気の通っていない工場のエレベーターの扉が開いたり、撮影の合間にデジカメで心霊写真が沢山撮れてしまったのは怖かったです。

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平田裕一郎:映画初出演なので非常に緊張しました。また、ホラー愛好サークルの中で男性1人なので撮影中は女性陣のパワーに圧倒されていました。

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小沼雄一(監督):ホラー作品の撮影は初めてで、映画について色々と勉強になりました。話題になっているパラノーマル・アクティビティよりも予算は少ないです(笑)。

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左から平田裕一郎、石原あつ美、大塚麻恵、小沼雄一(監督)。

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同日夜に行われた映画「おやすみアンモナイト」トークショーで自身初主演作品のチラシを持ってPRする大塚麻恵。

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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2010 Zenzouren