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『プランゼット』完成披露試写会 2010/04/20(火) シネマメディアージュ(お台場)

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「プランゼット」完成披露試写会の舞台挨拶に登壇した出演者と監督。左から宮野真守、粟津順(監督)、石原夏織。

 4月20日(火) 映画「プランゼット」完成披露試写会が、東京・シネマメディアージュで行われ、人気声優の宮野真守、声優・歌手として活躍中の新人石原夏織、栗津順監督が舞台挨拶に登壇した。
 同作は、「惑星大怪獣ネガドン」をたった1人で製作し、公開館のレイトショー動員記録を樹立した栗津順監督の最新作。西暦2053年、突如宇宙より現れた謎の生命体の侵略により人口の大半を失った地球で、敵拠点を叩く最終作戦「プランゼット」計画に参加したロボット兵器の搭乗員・明嶋大志たちが人類滅亡の危機をどう戦うか描いた”新時代特撮”フルCGアニメ。

 この日の完成披露が、一般だけなく、マスコミ向けにに作品を初披露した粟津監督は、開口一番「素晴らしいですね。嬉しいです。」と感慨もひとしお。さらに「前作(惑星大怪獣ネガドン)は自主制作で劇場公開を意識していなかったので、尺も短く、画角も小さなの作品でしたが、今回は最初から劇場公開を意識していますので大きなスクリーン観て欲しいです。」とコメント。

 ヒロイン・こより役の声を担当した石原は、本格的なアフレコは今回が初めて。最初、何処に座っていいかも分からなかった時、宮野から「此処に座りるといいよ。」と声を掛けて貰って緊張感がほぐれ、劇中の兄弟のように仲良い関係で順調に楽しくアフレコが出来たと振り返った。また、お風呂、部屋、トイレでの自主練習、声を当てるために収録前に何度もスタジオに通うなどイメージ通りになるように一生懸命頑張ったと明かした。これに対し、粟津監督は他キャストよりもオーディション参加者が多く、沢山のテープの中から絞り込んだキャスティングだったが、結果的にイメージ通りで自身の耳に狂いがなかったと誇らしげに語った。

 一方、ヒーロー・大志役の宮野は、「実際の年齢差が劇中の役と同じで本当の兄弟のように明るく、楽しい雰囲気の中で収録出来ました。」と石原とのアフレコ風景を披露。さらに「完成したフルCGに声を当てるのが、ほぼ初めての経験で新鮮な気持ちで望めました。映像がリアルで人が息づいているように動くので、本当に呼吸をしている感じを大切にしました。」と自身の声優経験でも収穫の多かった様子だった。

 最後に粟津監督は、「アニメ映画ブームと言われていますが、原作モノが多いなか、この作品は完全なオリジナル。そういう部分に価値があると思っています。」と最新作を自信満々にアピールした。

 「プランゼット」は、コミック・ウェーブ・フィルム配給で5月22日(土)より池袋テアトルダイヤ、テアトル新宿他全国順次公開。

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石原夏織:映画が初めてなのでどんな感じか分かりませんが、皆さんに楽しんで貰えたら光栄です。

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宮野真守:皆さんに見て貰えて嬉しいです。どういう感想を持ったのか気になります。自身、本当に楽しくあっという間に時間が過ぎましたので、皆さんにどう届いているのか気になります。

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粟津順(監督):劇場公開を意識して作った作品ですので、大きなスクリーンで見るといい作品だと思います。

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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2010 Zenzouren