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『音楽人』公開記念イベント 2010/05/16(日) TOHOシネマズ六本木(六本木)

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「音楽人」公開記念イベントに登壇した出演者と監督、主題歌・挿入歌を担当したMAY'S。後列左から加藤慶祐、片桐舞子(MAY'S)、河井純一(MAY'S)、古原靖久。前列左から徳澤直子、佐野和真、桐谷美玲、足立梨花、伊藤秀隆(監督)。

 5月16日(日) 映画「音楽人」公開記念イベントが東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、ダブル主演の佐野和真、桐谷美玲、共演者の足立梨花、古原靖久、徳澤直子、加藤慶祐、伊藤秀隆監督が登壇した。この日の舞台挨拶前には、主題歌、挿入歌を担当するMAY'Sに加え、KGがスペシャルゲストとして駆け付け、「星の数だけ抱きしめて」、「永遠」「きっと、ずっと duetwith MAY'S」の3曲を生披露し、さながらライブ会場のように盛り上がった。
 同作は、第2回ケータイ小説大賞でJOYSOUND賞を受賞したERINA著「大切なきみへ−音楽人2008」、森綾著「音楽人1988」が原作でバンド”ミ・センティー”のギター兼ボーカルの蒼(佐野)が、病気のため歌手になる夢を失った詩音(桐谷)と交わした幼い頃の約束を果たすためメジャーデビューの夢に向かう青春音楽映画。

 本作で初主演を務めた佐野は、想像していた以上の会場に詰め掛けた満員の観客を見て感動。「わーどうしよう。こんなに人がいっぱいいると思っていなくて…本当に感動してるんですけど。あんまり見ないでね!あー、ちょっと。やばいー、本当に人が沢山いる。緊張しすぎちゃっているよ」と思わず目に涙を浮かべて何度か背を向ける場面が見られた。
 一方、集英社SevenTeenのトップモデルで同じく初主演の桐谷は、鮮やかなピンクの衣装で「純粋で健気に支える女の子の役柄を演じることが出来て、楽しかったです」と笑顔で明るく語ると、会場のあちこちから「可愛いー!」と黄色い声援が幾つもあがった。

 劇中でギターやドラム等の楽器を実際に演奏している出演者。佐野は、「ギターを弾くのが初めてで1番難しかったです。練習期間が10日間しかなく、しかもバンドのメンバー揃っての練習は1日のみ。本番までにどれだけ練習出来るかが課題で、練習したまま寝てしまった」と音楽映画らしい撮影秘話を明かし、作品を通じて歌手の大変さを実感していた。ドラムの足立も未経験で初挑戦。「本当に10日間しか練習期間がなくて、実際に先生がついていたのは3日間だけだったんです。最初、手と足が全部一緒に出て難しく大変で全然出来ませんでした。膝やクッションでの自主練習して、段々出来るのが実感出来て嬉しかったです」と苦労した作品に満足感じを見せた。

 桐谷のお気に入りは、ケータイのアドレス聞きたくて、服を引っ張るシーン。自身は恥ずかしくて普段使えないモテテク(モテるテクニック)を使う仕草について、実際に使うとどうなのか?興味津々。感想を求められた佐野は、困惑しながらも応えるも最後に伊藤(監督)に助けを求めるも「最低!」と返され、会場は大爆笑。

 バンドだけでなく、現場でもムードメーカーだった古原は、「台本を貰った時、主演2人がクールなので3枚目で場を盛り上げるしかないな思いました。ハードなスケジュールだったので皆を元気付けるように考え、お菓子でも持っていこうかなと考えたりしてました」と撮影当時を振り返りながら明かすと、共演者から「本当に?」「そんなのなかったよ」と全否定され、笑いを誘うなど現場での仲の良さを垣間見せた。

 初監督デビュー作で脚本も担当している伊藤(監督)は、雨中シーンの撮影2日後に風邪をひいた徳澤に恐縮しつつも、2時間程ずぶ濡れで息が白くなる程の中、「若いんだから死にはしないわよ」のメイク担当の一言で妥協せずに満足出来るまで撮影でのこだわりを明かした。さらに現場での仲の良さと団結した感じなどを十分に出せたと作品の出来に自信を見せた。

 メンバーの2人が“5月生まれ”ということがユニット名の由来となっているMAY'S。この日、登壇した共演者、会場全員からHappy Birthday!大合唱される中、音楽人特別仕様バースデーケーキが佐野、桐谷からサプライズでプレゼントされると「ずっしりしてます」と吃驚。MAY'Sは、予期せぬ展開に「皆さん、有難うございます」を繰り返し声に出し、深々とお辞儀をしてお祝いしてくれた沢山の人に感謝した。

 最後に佐野は、「今回、映画は一人では作れないと特に感じました。沢山の人の力を借りて、こんな大きな会場で上映出来て、り嬉しいし、凄く感動しています。だからこそ沢山の人に見て欲しいです」と映画をアピール。桐谷は、「きゅんきゅんするような, 甘酸っぱい青春の恋愛を描いた映画です。こんな恋愛が出来たらいいなと思いました。皆さんも素敵な恋愛してください。有難うございました」と舞台挨拶を締め括った。

 この日、劇中で蒼が歌うバージョンの「星の数だけ抱きしめて」「永遠」が、5月26日(水から着歌、着歌フルで配信が決定したニュースも合わせて発表された。

 「音楽人」は、Thanks Lab.配給で5月15日より渋谷シアターTSUTAYA、お台場シネマメディアージュ他大ヒットロードショー中。

 また、5月30日(日)に大阪、名古屋でも公開記念イベントが予定されており、現在チケットが絶賛発売中。チケット購入の詳細は、については、ニュースを参照。

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佐野和真:本当に皆様、来ていただいて有難うございます。こんなに広い会場で、しかもこんなに沢山の皆さん観ていただけて嬉しいです。この日が来るのをずっと待っていました。有難うございました。

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桐谷美玲:今日はお越し下さって有難うございます。公開を待ち望んでいたので、この日を迎えられて嬉しいです。

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徳澤直子:映画出演が初めてで、舞台挨拶も初めてなのでとても楽しみにしていました。この後に渋谷と六本木?(お台場の間違い)があるので、1日楽しみたいと思っています。

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足立梨花:実際のイメージと違って、今回男っぽい役を演じて凄く面白かったです。こんなに凄い沢山の人に映画を観て貰えて嬉しいです。有難うございました。

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加藤慶祐:今日は、観ていただいて有難うございます。凄く音楽が良く、僕自身も感動した作品なので何度でも見て欲しいです。ラストの屋上シーンに唯一出演していないので、監督に文句を言おうと思っていました。何回も観て是非楽しんで下さい。

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古原靖久:まさかこんなに沢山の人に集まってもらえると思っていなかったので、若干足が震えています。本当に面白い映画で、何度観ても泣けると思いますので、何か皆の心に訴えるものがあると思います。楽しんで下さい。

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片桐舞子(MAY'S):ライブはどうでしたか?(会場からは割れんばかりの大きな拍手)。今回は、主題歌、挿入歌だけでなく、出演させていただきました。母親役を演じましたが、どのシーンにいたか見つけられましたか?こんな貴重な経験させてもらえて、さらに舞台挨拶の経験も出来てスペシャルな1日になります。緊張していますが、宜しくお願いします。

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劇中もこのままの格好で出演している河井純一(MAY'S)。

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伊藤秀隆(監督):今回、素晴らしいキャストに恵まれ、スタッフも一生懸命が頑張った作品が、沢山の皆さんの前で披露出来たのを嬉しく思います。有難うございました。

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映画の主題歌、挿入歌を生ライブで披露するMAY'Sの河井純一(後)、片桐舞子(前)。

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舞台挨拶前に行われたミニライブで熱唱するKGとMAY'S。左からKG、河井純一(MAY'S)、片桐舞子(MAY'S)。

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スペシャルゲストのKG。

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佐野、桐谷からサプライズで5月誕生日の河井純一(MAY'S)、片桐舞子(MAY'S)に用意されたバースディケーキに吃驚!

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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2010 Zenzouren