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臼田あさ美、舞台挨拶で天然ぶりを発揮!

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映画「END CALL」初日舞台挨拶に登壇した出演者と監督。左から臼田あさ美、永岡佑、山本清史(監督)。

 10月16日(土) 東京・シアターN渋谷にて映画「END CALL」初日舞台挨拶が行われ、女優・臼田あさ美、永岡佑、山本清史監督が登壇した。撮影が2年半前なこともあり、この日登壇した3人は久々の対面で、当時を振り返りながら撮影秘話で盛り上がった。
 同作は、2008年にアメリカ資本で製作され、アメリカ先行公開&DVD化。その後、イギリスを皮切りに世界10ヶ国で上映された”逆輸入”ジャパニーズ・ホラー。高校生・舞(芳賀)が、願いごとを叶えてくれる代償として、通話時間分だけ寿命が短くなるという噂の禁じられた電話番号”禁番”に電話したことを発端に、周囲に奇妙が出来事が次々に起きるサスペンスホラー。

 公開初日を迎えた感想を聞かれた臼田は「照れくさい」と2年前の自分と演技に恥ずかしさを明かした。永岡は「一昨日に作品観たのですが、演技した内容を覚えていないので斬新でした」と一言。これを聞いた監督は即座に「新鮮でしょ?」と突っ込みに永岡は苦笑いし、「新鮮でした」と恐縮しながら必死に訂正していた。山本監督は「同録(同時録音)では絶対撮影出来ない映像があるので、最初に全てアフレコを宣言して立体的なロケ地を優先しました」と撮影裏話を披露した。さらに拘ったロケ地には幽霊、心霊、呪いなどの危険性がない点を強調していると、突然臼田が思い出したように「皆で階段をダッシュして過ぎて酸素が足りなかった」と”階段”違いの天然ボケ発言に会場からどっと笑いが起きた。

 撮影を振り返って苦労した点に聞かれた臼田は、原付免許の取得を告白。撮影日が迫る中で臨んだ試験は「必死で勉強したのですが、緊張し過ぎて合格発表以前に受ける前から大変でした」と相当なプレッシャーだった様子。結果、1度目はまさかの不合格。それでも気を取り直し、必死に勉強して最後の1チャンスで2度目は無事に合格したことを明かし、当時を思い出したのか安堵の表情を見せた。
 一方、永岡は命の危機に面した強烈な思い出となっている首を絞められる撮影シーンについて激白。「本当に5分程意識が飛んで、目を開けたら沢山の大人に周りを囲まれていました。何をしているのか理解出来ない状態で、仕事の意識がありましたが、母親の顔とかが浮かんだ」と危機的な状況を振り返った。山本監督は「カメラ3台の一発撮りの撮影で止める訳にはいかず、大変だな〜と思って見てました」と他人事のような発言に登壇者と会場は大爆笑した。

 翌日の10月17日は、臼田の誕生日。サプライズで監督から花束とケーキが贈られた臼田は「いつも通り。マイペースを保つことが1番難しいと思っているので、その大事な事を毎日忘れないように精進します」と今後の抱負を語った。最後に「わたしはホラー映画がすごく嫌いなので、本当に見に来てくれたことに感謝します。怖いと思いますけど『怖かったよ』と周りの人に伝えて、もう一回怖い思いをしに来てください」と映画をアピール。 山本監督は「この作品はJホラーが廃れた後に作った映画でJホラーではありません。Jホラーでないことを念頭にして見て下さい」とJホラーと一線を画した作品に自信を見せた。

 映画「END CALL」は、ティー・オーエンタテインメント配給で10月16日(土)よりシアターN渋谷にて2週間限定緊急凱旋レイトショー中。10月23日(土)には、主演・芳賀優里亜、山本清史監督他による舞台挨拶が予定されている。また、同作品DVDは、12月24日(金) TOブックスより\3,980でセルリリースが決定している。

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臼田あさ美:こんばんは。今日は土曜日の夜の遅い時間に劇場に来ていただき有難うございます。 フォトギャラリー

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永岡佑:天気のいい土曜日の夜にこんな室内にお集まりいただき本当に有難うございます。最後まで楽しんで下さい。

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山本清史(監督):脚本・監督を担当しています。初めてお目にかかる人もいらっしゃると思います。2年半前に撮影した作品ですが、急に公開が決まって僕自身吃驚しています。こんな時にホラーという感じがあると思いますが、是非楽しんで下さい。

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山本監督からサプライズで誕生日の花束を贈られる臼田あさ美。

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サプライズのバースデーケーキのロウソクを消す臼田あさ美。

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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2010 Zenzouren