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若手俳優集団“D2”の荒井、阿久津にカップル疑惑浮上!?共演の永岡が疑惑の目

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映画「ライフ・イズ・デッド」初日舞台挨拶に登壇した出演者と監督。左から阿久津愼太郎、荒井敦史、ヒガリノ、永岡卓也、菱沼康介監督。
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 2月11日(土) 映画「ライフ・イズ・デッド」公開初日を迎え、東京・シネマート六本木で行われた舞台挨拶に、主演の荒井敦史、ヒガリノ、共演の阿久津愼太郎、永岡卓也、菱沼康介監督が登壇した。この日は、イケメン俳優の顔を一目見ようと詰めかけた女性ファンを中心に満員の大ヒットスタート。
 同作は、双葉社の漫画アクションで連載された古泉智浩の原作漫画「ライブ・イズ・デッド」を実写化。近未来の地方都市を舞台にアンデッド・ウイルス(UDV)感染でゾンビ化していく主人公・逝雄(ゆきお)が、家族に支えられながら過ごす日々の生活を描いた異色のゾンビ映画。従来のゾンビの世界観を覆した野心的な作品。

 ゾンビ化する逝雄役の荒井は撮影現場を振り返り、「仲よかったですね。みんなで和気藹々と。でも、オンとオフきちんと切り替えてメリハリのある撮影が出来ました」と作品の出来に自信を見せた。
 実年齢的に荒井の1歳年上ながら妹の消子(しょうこ)役を演じたヒガリノは「基本ご飯を食べる時は、みんなで円になって仲が良かったです。私が1日1回必ず何かをやらかして、お兄ちゃん(荒井)がすごくお世話をしてくれて、本当のお兄ちゃんみたいな感じでした」と撮影番場でのエピソードを話した。「私のほうが本当は年上なのに」と明かすと、会場のあちこちから「えー!」と驚きの声が上がった。初日に食事中に食器を引っくり返す失敗ぶりを荒井に暴露されたヒガリノは「最後の帰る時に宿の鍵をそのまま持って帰っちゃって。高速に乗ったのに途中で降りて戻りました。スイマセンでした」と共演者らに謝罪した。
 消子をストーカーする佑樹役の阿久津は、「基本、手汗が凄いんですけど。手のアップを撮影するため、初めてハンドクリームを使いました。手モデルみたいなシーンがお気に入りです」と見どころをアピール。
 医者の語藤役を演じた永岡は「説明台詞といいますか、会話ではなくて基本的に医療系の(用語を)覚える台詞しか言ってなくてしんどかったです。ベッドシーンが初めてで、緊張もありつつ監督の指示通りやりました」と役作りの苦労を語った。司会が「ベッドシーンが素敵でした」との感想に、永岡が「下着ですよ!」と反芻すると共演者、観客は一瞬戸惑った後に大笑い。聞き間違えを指摘された永岡は「あ、素敵でしたね」と照れ笑いを見せた。

 この日は3日後にバレンタインデーを控えているとあって、出演者にバレンタインの思い出について質問された。荒井は「小学生の時が人生でピークでしたね。小学生3年の頃、18個ぐらい貰らったんですよ」とモテ期エピソードを披露し、「今日、阿久津からバレンタインチョコを貰ったんですよ」と思い出したようにポケットからチョコを取り出して見せると会場は大爆笑。「なんでここに持ってきてるの!」と阿久津は声を上ずらせて慌てる様子に、永岡は「お前ら、付き合ってないよね?」と2人の関係に疑惑を目を向けた。
 一方の阿久津は「僕は、どっかと言うと作り手側であげるタイプ。小学6の時にガトーショコラを作れるようになったので、粉砂糖をまぶして友達にプレゼントしようと思ったのですが『カビが生えてる!』って誰も食べてくれなかったんです。みんな本当に粉砂像には気をつけて下さい」と悲しい思い出とアドバイス。衣装合わせ以来の顔合わせとなった阿久津と永岡。阿久津に友チョコの提案がされると「荒井さんがいないところでコッソリ渡します」と約束。それを聞いた永岡は「何それ?やっぱり、付き合ってるの?大丈夫だよね?」と再び疑いの目を向けると、荒井は慌てて「お前、かき回すなよ!」額に汗を浮かべながら必死に否定する一幕も。

 永岡は中学2年の思い出。「バスケ部の女の子に貰ったのですが、正直そんなにその子に対して気持ちがなかったんです。友達と話あった結果、気持ちがないのでお返しはいいんじゃないとそのままにしてたんです。後日、女子バスケ部のボスに呼び出されて注意されてスイマセンでした」とホロ苦い思い出と共に「中2で女性には優しくしようと学びました」と明かした。
 ヒガリノは「小学生の時に一生懸命手作りしたチョコを好きな人に渡したのですが、友達にあげてしまって翌日その人から“美味しかった”と言われました。好きでもないのにショックでした。ものすごくトラウマです」と乙女としては悲しい思い出の告白に、会場の女性から同情の声があがった。今年の予定について「友チョコ。お仕事のお世話になってる方に渡そうと思っています」と本命は不在の様子だった。

 ゾンビ映画の上映後と思えない雰囲気の中で行われた舞台挨拶。荒井は「この作品は、一見ゾンビものということで怖いイメージを持たれると思いますが、家族愛、友情、絆を見せたい映画です。何回でも色んな視点で観られると思います」と作品の良さをアピールした。最後に菱沼監督は「ゾンビが好きで撮ったような作品。普通はゾンビを怖く見せようとするんですけど、僕は好きすぎて段々とゾンビが可愛く見えるんですね。その時に原作と出会って“この原作なら愛情をかけてゾンビを描けるんじゃないか?”と思って撮った映画です。観た後でゾンビがちょっと可愛く思えませんでしたか?そう見えたら僕の勝ちです(笑)」と作品の出来に満足を見せて最後を締めくくった。

 2月24日(金) 19:00上映回の前には、D2の荒井敦史、阿久津愼太郎による追加舞台挨が行われる。チケット発売の詳細については、公式サイトを参照。
映画「ライフ・イズ・デッド」は、2月11日(土)よりアールグレイフィルム配給でシネマート六本木にて2週間限定ロードショー中。

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荒井敦史:本日は舞台挨拶にお越しいただきまして誠に有難うございます。
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ヒガリノ:凄い距離が近くて緊張しているのですが、最後まで楽しんでいって下さい。
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阿久津愼太郎:短い時間ですが、一緒に楽しみましょう。(会場からの笑い声に)合ってる?合ってる?(不安そうに荒井に確認し、“合ってるよ。間違ってないよ”を聞いて笑顔で安心する)
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永岡卓也:今日はお忙しいところ、お越しいただき有難うございます。宜しくお願いします。
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菱沼康介(監督):ようこそ、いらっしゃいました。監督を務めました。晴れた日にこんな暗いところにあれですが…。すぐ代わりますのでこっち(出演者)を見て下さい。
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劇中の役柄同様に仲の良さを見せる荒井(左)とハガリノ(右)。
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カップル疑惑の発端となった阿久津から手渡されたチョコを披露する荒井。
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舞台挨拶中、荒井(右)を見つめる阿久津(左)。
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撮影:哀川和彦 記事:哀川和彦 ©2012 Zenzouren