2月20日(日) 東京・紀伊國屋書店 新宿本店 DVDフォレストにて美少女特撮ドラマ『古代少女隊ドグーン�X』DVD-BOX発売記念イベント＜2＞が行われ、谷澤恵里香、野元愛、團遥香(だんはるか)に加え、特殊造形&キャラクターデザイン&監督の西村喜廣、そして原案&脚本&監督の井口昇が参加してトークが繰り広げられた。この日は、急遽VFXスーパーバイザ&監督の鹿角剛司が応援に駆け付け、3D映像の鑑賞方法について指南した。
　同作は、毎日放送深夜に放送されたアイドリング!!!の谷澤恵里香が初出演・初主演したTVドラマ『古代少女ドグちゃん』の続編となる『古代少女隊ドグーンV』。趣味も性格もバラバラな5人の見習い妖怪ハンター・ドジちゃん(桃瀬美咲)、ドロちゃん(武田梨奈)、ドカちゃん(野元愛)、ドレちゃん(吉川まりあ)、ドリちゃん(團遥香)を一人前の妖怪ハンターにすべく、伝説の戦士・ドグちゃんが降臨し、彼女たちに妖怪退治を指導するために人間界で実習し、成長する姿を描いた特撮ドラマ(全12話)。各話ごとに女優の芦名星、神楽坂恵、水野美紀、グラビアアイドルの谷桃子など多彩なゲスト出演している。

　前週に引き続き助っ人として参加した井口、西村両監督。この日は3人を名前ではなく、茶色、黄色、ピンクとそれぞれが演じるキャラクターの色で呼び込み。それに感化されてしまったのか團は思わず「ピンク役の…」と自己紹介してしまい会場の笑いを誘った。撮影時19歳だった谷澤は、半年振りに再会した井口監督から「20歳になられて、貫禄がついた」を振られると「色気と言っていただけると嬉しいです」と大人らしい対応。

　ドグーン�Xの思い出を聞かれた谷澤は「劇場版に続いてまさかの第2弾で、”また、主役がやれるんだ”」と思って凄い意気込みだったのですが、ある日マネジャーから「主役じゃなくなった」と聞かされ、最初はショックで寂しかった」当時の心境を吐露。「前回はメイン。今回は大御所で”太陽のほえろ”に例えると石原裕次郎役。他はジーパンやマカロニのようにしたかった」と井口監督がフォローすると、谷澤は納得した表情を見せた。
　谷澤は撮影を振り返り、「同じ真夏でも撮影が楽しかったです。楽屋も明るく、前作は男の匂いでしたが、今回はフローラルの香りで全然違った」と暴露。この発言に「香りが違ったね」「前回は地獄のようだった。ゴメンね」と平謝りする両監督の姿に会場は大爆笑。
　本作でドラマ初出演となった野元は「撮影中は何処を見ていいのか分からなくて、ずっとカメラ目線。谷澤さんに注意されて直りました」と撮影秘話を明かし、「初めてなのに自分が主役(8話)を演じられ、現場でも仲良くて楽しい作品になりました」とコメント。同じくドラマ初出演の團は「最初は凄く緊張していて、人見知りが激しいので、皆と仲良くなれるか心配でした」と不安だった様子。「毎日が学校みたいで、最初は駄目だったことも最後には楽しく出来るようになりました」と作品を通じ、女優としての成長を実感した様子だった。

　西村監督が3人に好きな話を確認すると、谷澤は「好きな妖怪」と聞き間違えるもそのままトークは続行。谷澤は「無礼香と無礼香EXに出演している仮面の男。素顔を見た事があるのですが、メチャクチャイケてて、優しくて素敵だった」と珍回答。続く野元は「青ちゃん」と即答すると、共演者と監督から「ドカちんじゃないの？」との指摘に「ドカちんは友達だから」と自身演じたドカちゃんを思い出させた。

　DVD-BOXに収録されたアナグリフ方式の3D映像をファンと一緒に鑑賞する前には、VFXスーパーバイザで監督も務めた鹿角剛司がスペシャルゲストとして駆け付けた。突然、西村監督から3Dの技術的な解説を求められて困惑。結局、3D映像を鑑賞する位置について指南していた。
　その後、前週と同様にドグーンジャンケン大会でプレゼント争奪戦が行われた。目玉となった商品は、10話の鴨鍋に入っていた”ネギ”の作り物。その大きさに吃驚の声が会場のあちこちから聞こえた。参加者全員に名前入りの出演者サイン入りプロマイド、DECOチョコ(チロルチョコ)がプレゼントされた。

　最後に10日前に誕生日を迎えた野元をお祝い。会場全員によるハッピー・バースディの合唱、誕生日ケーキ、井口と西村両監督からの手紙、この日のために特別に用意したドカちゃんチョコがプレゼントされた。予想していなかったサプライズに野元は「この頃、ハッピーで一杯です」と感謝を述べて笑顔を浮かべていた。

　特撮ドラマ『古代少女隊ドグーン�X ドキドキBOX[期間限定版](品番：KIBF-90858〜61)』は、2月9日より税込\19,950でキングレコードから現在絶賛発売中。